首相の記者会見では、「国民の命」より次の日程の方が大切なのかという印象を受けます

「新型コレラウイルス感染症」で新たな緊急事態宣言が出されましたが、人出が減少するなどの効果が見られません。初め「午後8時以降の・・・。」と言っていましたから、それまでは外出しても良いとか、少しぐらいならと言う慣れがあるのかもしれません。

それにしても、首相の記者会見にはいつも失望してしまいます。響いてくるものが全くありません。「次の日程がありますから。」で打ち切られるのが常で追加質問を受け付けませんし、ただ既成事実をつくるだけになっているように思われるのです。

誰のための記者会見なのでしょうか。「国民の命」より、次の日程の方が大切なのでしょうか。冬になると感染者が増えると言われていました。「新型コレラウイルス感染症」の発症のみられた丁度一年前や減っていた夏場に、なぜ医療体制を充実させていくように考えなかったのでしょうか。

「ハコ」病院、「ヒト」医療従事者、「モノ」医療機器といわれています。その頃、夏場には、税金負担で「GoToトラベルキャンペーン」どんどん旅行・出かけることを奨励していて、今は相反するように不要不急ですから。

おかしな拘りに固執するのではなく、一貫性のあるリーダーシップを望みます。