地獄を見たニューヨーク「BSーTBS 報道1930」より

一端収まりかけた「新型コロナウィルス感染症」だが、またじわりじわりと広がりつつある我が国。そんな中、この番組は興味深かった。連日感染拡大一途にあるアメリカにおいて、一頃、地獄を見たニューヨークでは、収まりつつあるのだ。それにはニューヨーク知事としての並々ならぬリーダーシップが発揮された。

データーの基準に基づいて慎重に行ってきた。事実、科学、データ、数学を駆使している。それによって野外検査場を設置して何時でも、誰でも、無料でというPCR検査の拡大が何よりも大きい。勿論、3密には厳しくミュージカルや美術館は未だ閉鎖中。レストランは屋外のテーブルと椅子で10人まで。

感染症対策と経済を回復させる、相反するようだがニューヨークの徹底的な取り組みを参考にはできないのだろうか、と番組は語っていた。どこかちぐはぐな日本。何故か分科会の尾身さんが難解な文章を読み上げていたが、医者が政治家に忖度してはいけないとも。