桜が散る如く、「桜を見る会」

9日、国会は閉会した。「桜を見る会」で、首相が地元支援者を多数招待したり、首相後援会が開いた前夜祭の収支の不透明さ、招待者名簿の破棄、マルチ商法と認定されたジャパンライフ元会長に首相の推薦枠で招待状が送られた疑い等、数々の野党からの質問に十分に答えることはなかった。

相変わらず本質には迫らず、「これまでの運用を反省する。私自身の責任において見直しをする。」と、述べたに過ぎない。またまた、はぐらかす。本国会の中ではその裏で米国との農業製品などの数々の法案が審議され決定されていったが、各マスコミはそれを国民に報じることもなく、ただ「桜を見る会」を日夜報道し続けた。

国民の目を逸らすやり方はマスコミも同罪だ。昨日のBSテレビ番組で知り啞然としてしまった。森かけ問題同様、うやむやにし忘れさせなかったことにするあの手だ。。最近の世論調査によると、自民党の支持率は若干低下しているが、野党の支持率は伸びていない。衆議院が解散し選挙があるとまた自民党が圧勝してしまう。。

その番組に石破さんが出演していた。石破さんは安倍首相の大嫌いな一人で、今、自民党の中ではじき出されている人。政治家の世界もこうなのだ。しかし、石破さんは毅然として持論を展開していた。

最近、低次元でなりふり構わず改憲へひた走りする安倍首相を滑稽に思えてしまう。笑い物になっているのは正しくあなたです。

では、私達には何ができるのか。現状をしっかりと見つめ本質を見極めて将来の世界を描いて行動していくよりないのかと、抽象的になってしまった。一人で考えても。