サンデーモーニング 4月5日(日)より

数百年に一度の世界の転換点に差し掛かっている。「新型コロナウイルス」で、中国やアメリカは貧しい人々が亡くなっている。台湾は抑えられているので、もっと学ぶべきだ。リーダーなき世界、新しい秩序の世界へ突き進んでいる。(寺島実郎さん)

ニューヨークの医療従事者は「今の日本は、3週間前のニューヨークを見ているようだ。」と語っていた。緊急医療ベッド10万人当たり ドイツ34床、イタリア9床で日本は床。

東京都では院内感染が多発し、既にスパイラルに入っている。アベノマスクは1枚200円で、200億円かかる。日本には8000台しかない人工呼吸器。そのお金を医療に回せないのか。

自粛と保障 アメリカは大人一人当たり13万円、ドイツ 賃金の6~7割で中小企業へ100万円、フランス自営業7割 文化芸術収入保障

スピード感を持って、生活、企業、文化を守る防疫の政策を。大規模な改革とセットで考える。早く手を打つ。全て後手後手だ。

土曜日と日曜日は発熱外来を地域でつくっていく。子ども食堂や給食の補填を。2枚のマスクより先。ヒト、モノ、カネのグローバリズムが試されているのか。国境を遮断したり物流が途絶えている。特に食料は外国に頼らず、もともとあった日本の価値観を確立させ、食料自給率を食料自給力へ。現在、日本の食料自給率は37%しかない。