緊急を要さないものへの無駄が多すぎる3次補正予算

2021.1.29付け北海道新聞や昨日の国会中継をラジオで聞くところによると、2020年度第三次補正予算は、追加経済対策19兆1761億円のうち新型コレラウイルス感染症拡大防止策は2割で、残る8割はコロナ後の成長戦略や国土強靱化に占められた。

補正本来の緊急を要するものの役割であるはずが、コロナ後向けの経済対策や公共事業・自衛隊の運用費を含む「防災・減災、国土強靱化」、「GoTo」事業も含まれている。3月中に「GoTo」事業を再開するつもりなのだろうか。

緊急を要する「医療機関や医療従事者への支援」、現金10万円の再支給等、国民に寄り添った補正予算であってほしい。

財源は新たな借金となる新規国債22兆円あまり追加発行されるとか。国の借金はどんどん増え後世に残すことになる。借金返済への道筋を未だ示していないのでは。出来るだけ緊縮財政でとは考えていないのか。

一般家庭だって収入が少ないときにはやり繰りするのがごく当たり前。国は借金に頼るのではなく、緊急を要さないものは除いた無駄のない予算執行を望みます。