7年8か月の三期に渡る長期政権、お疲れ様でした

この6月から野党の要請があるにもかかわらず国会を開かず、記者会見もせず。週刊誌上では憶測が流れていた体調の悪化。サッサと決断しても良かったのではないか。一国の首相なのだから。退陣発表から数日しか経っていないが、空しさしか残らない。何だったのだろ、この8年近くは。

1強他弱ではなく失われた8年、空白の8年というにふさわしい。特定秘密法案、安全保障関連法案を成立させたことがレガシーなのか。選挙では全て勝利させたとは言え、支持率が低下すると目先を変えたスローガンと低い投票率に救われたのではないか。

地球儀を俯瞰する外交として80カ国も外遊されたとか。成果はあったのだろうか。ロシアとの北方領土問題、北朝鮮との拉致問題等、8年経っても方向性すら見えていない。ご夫婦で海外旅行を80カ国もできたと捉えてしまうのは、私だけか。

ただ、トランプ氏とは良好で沢山の武器を買う約束を取り付けることができた。その税金を教育や社会保障に回せないものか。

頼りない大臣、政治家と行政の劣化を生んだ長期政権は少子高齢化格差社会を助長させてしまった。

私達には選挙で一票を投じるしかできないが、民主主義の世の中に生きている以上、義務を果たしていかなければならない。何処かの国のように、立候補者の半分は女性でないと政党として認めないとか、若い能力のある人を登用する政党等と一新してほしい。おじさん(おじいさん)によるおじさん(おじいさん)のためのおじさん(おじいさん)の政治はもういらない。と、おばさん(おばあさん)は考えるのだが。